水と土の芸術祭2009

新潟市 《水と土の芸術祭 2009》 

現在、新潟市で「水と土の芸術祭2009」が開催されています。

山口啓介の制作スタッフとして6月~8月にかけて約2ヶ月間、現地制作をしました。

3年前、越後妻有の大地の芸術祭2006に参加したとき、新潟市は同じ県内でもそれほど近くない土地なのだということを感じていました。

はじめて訪れた新潟市。

この芸術祭が「水と土」と名づけられたとおり、この土地が水と土の闘いの歴史であった、ということが私の体の中に染み込んでいくような2ヶ月間でもありました。

新潟市内を流れるたくさんの川。

信濃川、阿賀野川を代表に川は海に向って新潟市の平野地帯を蛇行し出口を探し、ときには逃げ道をふさがれ潟になり、沼地になりと…

新潟の人々はそんな土地や川を改良、開拓してきたのだそうです。

今でも新潟市には、河川よりも低い土地がたくさんあり、排水機が水を外に出すことによって、人々の生活が保たれているのだそうです。

そして、若い世代の人たちはそのことを知らない人も多いそうです。

私も…自分のことをふり返ると、いま住んでいる土地や、生まれた土地のことをどれくらい知っているだろうか?と思うと、ちょっと自信がありませんが…

今回、新潟で制作した 山口啓介「アノマリー/新潟絵地図 niigata map」は新潟市全域の川、山の稜線をトレースし作成した絵地図です。

8x10mの絵地図の上で制作した時間・空間と、実際に新潟市に住んだ時間・空間が重なり今でも不思議な感覚にとらわれます。

*にいがた「水と土の芸術祭」 →  http://www.mizu-tsuchi.jp/

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